近年、小雪と言われていますが、過去データーを見ますと何年かの周期で、雪が多く降る年が来ることは間違いありません。そんな時、井戸の必要性が大きくなります。
雪が降ってから慌てるのではなく、事前に調査・点検をしておいてはどうでしょうか?
過去に当社で施工させて頂いた御客様に対して、7年〜10年をめどに既存井戸の洗浄及びポンプ点検を御勧めしています。
・ケーシングパイプの底やストレーナ外部の周りにたまった砂を洗浄により取除き、砂の出を少なくする。また井戸内の汚れ
 た水を本来の自然水に戻す。
・井戸を形成するケーシングパイプの内側に水垢などが付着してストレーナ(地下水を取り入れる管)の穴が詰まり、地下水
 の量が減ってくる為、洗浄により水垢を取除き、地下水を多く取り入れられるようにする。

・揚水管の腐食によるポンプの落下や、水量の減少を事前に防ぐ。
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・既設ポンプの点検及び掃除をして、ポンプ寿命を少しでも延ばす。
メンテナンスは何年毎で必要になりますか?
水質や周りの環境などにより異なりますが、ポンプの寿命などを考慮して7年〜10年をめどにお勧めしています。
その為の費用はどれほどですか?
状況により異なりますので、現地を確認させて頂いてから見積もりを作成し提出させて頂きます。
御了解を得てから工事着手となります。
ポンプの寿命はどの程度ですか?
一概に何年と言い切れませんが、メーカーは1年間の保証付きで10年をめどにしています。
モーターが命ですので作動している間は水を上げますが、機械の摩耗により水量は徐々に落ちてきます。中には20年を経過しても異常が無い物もありますが、逆に水垢などでポンプのストレーナの目詰まりが原因で、5年も経過しないで駄目になることもあります。
電気設備・降雪感知器の寿命はどの程度ですか?
屋外制御盤や古い降雪感知器などは、鉄板を使用している為、腐食して穴があき、内部の基盤に水が浸透すると、誤作動を起こす原因となります。
また、年数が経ち基盤が古くなり、誤作動を起こすようになったら取替となります。年数に関しては一概に何年とは言い切れません。その他には雷により基盤・ポンプが焼けて使用不可能となる事がありますので、出来れば保険の加入をお勧めします。
1・散水管の末端に付いているドレンのプラグをはずす。
2・ポンプを始動して既設管内に溜まっている汚い水や砂をドレンから出す。
3・水が澄んだらポンプを停止してプラグをはめる。
4・再度ポンプを始動して水を出し、ノズルの掃除・調節をする。
・共通経費→運搬費、工具損料、諸経費(10%〜20%程度)をプラス。
・散水管の延長×単価で積算する事もあります。
※基本工事費は上記の値段を参考にして下さい。しかし現場により配管の長さや種類・傷み具合などにより掛かる時間が違います。
できれば出来高清算(人数×時間)でさせて頂きたいと思います。
修理が必要な場合は別途工事(出来高清算)となりますのでご承知下さい。
・ドレン(散水管端部掃除口)が取れない場合・・・取り壊してドレン取替
・パイプの中が詰まっている場合・・・ジェットポンプによる管内洗浄
・ノズルの調節ができない場合・・・調整弁または取り壊してノズル取替
・調整バルブが壊れている場合・・・取り壊してバルブを取替
・既設管から漏水している場合・・・取り壊してパイプを取替
上記は配管に対しての修理ですが、その場合は御客様の確認を取ってから施行させて頂きます。また元になる井戸やポンプに問題があり、砂が多く出る井戸や、水の出が悪い場合は調整が上手くできません。
その時はご相談のうえ、その後の対応をさせて頂きます。(必要な場合は見積書を提出します。)
一般的に、井戸洗浄が必要な場合は、融雪時に何らかの症状が見受けられる場合があります。